2011年6月8日水曜日

NHKブログ新着記事: 家庭での食中毒を防ぐには

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家庭での食中毒を防ぐには
8 Jun 2011, 1:44 am

富山県などの焼き肉チェーン店で、病原性大腸菌0-111に感染し、6歳の男の子2人を含む4人が亡くなる集団食中毒事件が発生しました。いずれも生の牛肉を食べたことが原因とみられています。この事件を受けて、各自治体では生の肉を食べないよう呼びかけていますが、意外と知られていないのは、魚と違って、肉は新鮮なものにも食中毒菌がいる可能性があるということ。だから、いくら新鮮でも、抵抗力の弱い子どもやお年寄りには生の肉を食べさせないことが重要です。


名古屋市役所によると、去年、生の肉を食べたとみられる食中毒が7件発生し、そのうち2件は家庭で起きている、ということで、家庭で簡単にできる食中毒予防法を取材し、5月24日放送したので、内容を少し紹介します。


 食中毒予防の3原則は、菌を「つけない」「やっつける」「増やさない」。
そして下準備、調理、後片付けのそれぞれの段階ごとに、ポイントがあります。


1) 下準備のポイントは、菌を「つけない」こと。まず、しっかり手洗いした上で、野菜など生で食べるものから調理します。肉専用のまな板や包丁を使うことが理想ですが、ない場合は、牛乳パックを開いたものをまな板代わりに使うと、菌がまな板につきにくく、調理後はそのまま捨てられるので便利です。


2) 調理のポイントは、菌を「やっつける」こと。食中毒菌は熱に弱いので、75度で1分間加熱すると死滅します。肉の赤い部分が茶色に変わるのが75度の目安。しっかり中まで火を通すことが重要です。


3) 後片付けのポイントは、「消毒」。まず、洗剤を使ってまな板や包丁を洗った後、75度以上の熱湯をかけて消毒します。忘れがちなのが、洗うのに使ったスポンジやたわし、ふきんなど。これらは、ボールなどに熱湯を張って5分以上つけておくといいそうです。


食中毒は簡単な方法で予防できます。これからの季節、安心して肉を食べるために「面倒がらず、一手間かけて、お湯かけて」。私も習慣にしたいと思います(^^)。

 

〈発見!知恵袋〉
お惣菜活用術
以前、惣菜として売っている「肉じゃが」をカレーや味噌汁の具に転用すると書きましたが、そのほか重宝しているのが「ほうれん草のおひたし」や「ブロッコリーの胡麻和え」などの野菜類。冷凍にしておき、野菜が足りないとき、凍ったままみじん切りにして、チャーハンやスパゲッティに入れるなど、活用度高し。ポテトサラダはオムレツの具にすると美味。買った惣菜もひと手間かけると「ご馳走」になります(^^)


20110607_yamamoto.JPG
(「写真撮ってるつもり」写真)

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